職場でいい人過ぎて振り回されてしまうアナタへ

こんにちは、セツです。
突然ですが、私は職場での人間関係にとても疲れるタイプです。
これまでの就業経験で特にいやだったのが、本人がいないところで複数人で陰口をたたく人がいること、そして人目をはばからず、悪口を平然と、しかも延々と言っている人がいることでした。
しかも、悪いことに、どうやら私はそういった人に延々を悪口を聞かされるハメになる傾向があるようなのです。
とりわけ、私は人から見ると「やさしい」、「いい人」という印象らしく、人によってはこれくらい言っても許してくれるだろう、と甘えさせてしまうタイプの人間のようです。
でも、内心ではそうではありません。
悪口聞いている暇があるなら自分の仕事をさっさと終えてしまいたいし、悪口言ってる時間があるなら自分の事をさっさとやれよと相手に苛立ちを常に感じていました。
私は人の悪口を聞くとメンタルが弱ります。
一日中そのことが頭の中を駆け回り、その悪口を言った人、言われた人について延々と考えこんでしまいます。
終いには、帰宅後、苛立ちを身内にぶちまけてしまうこともしばしばでした。
これは大変よろしくないです。
ある意味、今回読んだ本のタイトルどおり、私はいい人で、ついつい損をしてしまっていた状況だといえます。
著者のゆうきゆう先生は、これまでもマンガで読む心理学関連の著書を出されています。
ネットで見たことあるという人も多いでしょう。
この本はテキストだけですが、それでも著者の軽快な口調が面白く、さくさくと読めてしまいます。
もともとは恋愛についての心理術をまとめたものがあり、この本は抜粋となっています。
恋愛については今回私は必要としていない情報ではありましたが、職場での対処術についてはとても役に立ちそうです。
特に「陰口が好きな人」に惑わされない方法はとても自分にとって、ためになりました。
今後、どこかの職場で、再びそういう人に出会うものなら、この本に書いてあることを参考に、心の安寧を維持したいと思います。
kinlde unlimitedに加入しているのであれば、無料で読めちゃいます。
職場の人間関係に疲れているのであれば、一読しておくと参考になることがいっぱいあります。

「噂」とは「尊」敬することを「口」にすること

一番印象に残ったのが、そもそも「噂」というのは、「尊」敬することを「口」に出すことである、という著者の指摘です。
噂というものは、陰でその人のいいことを言うモノなのだそうです。
私も会社で自己啓発セミナーや研修を受けたときも、似たようなことを聞きました。
人のいないところで、いいことを言い合うようにする。
そしてその噂を聞いた人は、本人に「○○さんがアナタのことこうほめていたよ!」と伝えてあげる。
それが本来の陰口なのだそうです。
この本を読んで、職場での疲れきった人間関係で損をしないように、メンタルを強化しておきたいところですね。
恋愛についての心理術もかかれていますので、そちらのほうでアドバイスを求めているという人にもおすすめですよ。