冬の寒い浴室・洗面所にはセラミックファンヒーターがおすすめ
冬の朝、洗面所で顔を洗ったり歯を磨いたりするのが寒くて堪えるなぁ…。
脱衣所が寒くてお風呂に入る前が辛いんだよねぇ…。
そんなときはセラミックファンヒーターがおすすめですよ!
セラミックファンヒーターとは?
セラミックファンヒーターとは、非燃焼系暖房器具のひとつ。
内蔵しているアルミニウムに電気を通し、セラミックを発熱させて送風することで暖かい風を出す仕組みとなっています。
灯油を燃焼させて暖める石油ファンヒーターと違い空気も汚れないし、一酸化炭素中毒の危険性がありません。
冬の朝、ちょっとした足元の暖めにセラミックファンヒーターが活躍
国内ではリビングや寝室といった主要な部屋だけに暖房器具を配置して、トイレや脱衣所は寒いまま…というご家庭も多いと思います。
冬の朝や夜、歯磨きや洗顔で洗面所に滞在する時間は10分ちょっとではありますが、その数分間がとても冷えて辛い。
また高齢者がいるご家庭では、室内の温度差によって引き起こされるヒートショックも心配です。
そこでセラミックファンヒーターの登場です。
セラミックファンヒーターの特徴
セラミックファンヒーターの特徴は以下の2点。
- スイッチをいれればすぐに温風が出る
- 短時間で空間を温めるのに十分な風量が出せる
冬のちょっとした暖房器具として大活躍します。
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主要スペックを見てみましょう。
電源部分
Suwaigeセラミックファンヒーターの電源は背面と上面の二段階仕様。
コンセントを挿して背面にある電源をオンにし、さらに上面にある「入/切」ボタンを押せばスイッチオンします。
画面右下の電源が入っていないとつかない仕組み。
スイッチは上面です。
左から「入/切」、「パワー」、「運転」、「タイマー」とボタンが並んでいます。
ボタン部分の弾力面が少し硬めで、押すごとにパコパコ鳴るのがちょっとチープ感否めない感じです。
あといまいちだなぁ、と思ったのがパワー部分のスイッチ。
押しても反応しないときが結構あります。
何回か押してたらうまく反応するときもあるし、しないときもあってまちまちです。
弱や強の切り替えがすぐにできないのがもどかしく感じたところ。
Suwaigeは中国製(後述)ですが、やっぱり海外製品はこういうところよなー…、と思ってしまいます。
ちょっとした細部の詰めが甘い。おおざっぱすぎる。
あとは、コンセントのケーブルが1.5mと短めなのが少し不便に感じました。
延長ケーブルを使うと危ないとのコメントがあったので、必ず壁のコンセントに挿してます。
そうなると場所によっては温風が届かない…なんてこともあるかと思います。
使用する場所が洗面所といった狭い空間を想定しているので、それはまぁしょうがないでしょう。
大きさと重さ
今回購入したファンヒーターは高さ36.5×幅24×奥行き11.5cmと薄型でじつにコンパクト。
重さはおよそ2キロちょっとと軽い。
女性やお年寄りでも運びやすいのがいいですね。
取っ手も製品の後ろにあります。
画像のような把手は持ち運んでるときに滑り落ちるのではないかと心配していましたが、意外と深くてしっかり持てました。
見た目もインテリアに調和する白を基調として、シンプルでスタイリッシュなデザインが気に入っています。
風量は弱と強の2段階調節が可能
パワーは弱(600W)と強(1200W)の2段階調節ができます。
そして何に使うのかよくわからない送風(30W)があります。サーキュレーターみたいに使うのかな?
音は強にしても静かです。
強にすると結構熱い風が出ているので足を近づけすぎて低温やけどにはご注意ください。
Suwaigeってどこのメーカー?
ところでSuwaigeってどこのメーカー?
家電製品で気になるのがメーカー。
製造元は「アジアのシリコンバレー」こと中国・深圳市にあるようです。
店舗はSuwaige直売店と記載されているだけで、ほかに分かる情報はありません。
中国製だな~とわかるのですが…。
海外製って大丈夫なの?
最近のAmazonは中国製品が多いし、レビューもサクラが多いと噂が出回っているので品質的に大丈夫かなと少し心配だったのです。
お値段が¥6,000ちょっとだったので、もし買って使えなかったら、安物買いの銭失いシリーズとしてネタレビューでもしようかなと。
とくに気になったのは、先述した「パワー」ボタンの接触の弱さぐらい。
2020年1月現在、あれから脱衣所に設置して立ったままパワーボタンを押すと問題なく一発で切り替わるようになりました。 忖度してくれたのかな?笑
たまたま私のところに届いた製品だけだったのかもしれませんが。
すべての製品で、まさかこのようにボタンの押しが弱いわけではないと思います。
ですが、こういったリスクはあることも承知でSuwaigeを買われるのがいいかと思います。
セラミックファンヒーターはSuwaigeのほかに、日本のメーカーでは山善、アイリスオーヤマ、パナソニックなどから出されています。
同価格帯でいろんなメーカーから出されているので、機能面でいえばそんなに大きな違いはないかも。
現状、品質に問題なく使えてます!
でもAmazonでは中国商品で粗悪品や詐欺商品もあるみたいなので気を付けたいところです。
実際にSuwaigeのセラミックファンヒーターを使ってみた
早速使ってみました!
Suwaigeセラミックファンヒーターを脱衣所(洗面所)と部屋で使ってみました。
脱衣所・洗面所
本製品を買う動機にもなった寒い脱衣所と洗面所。
結論から言うと、脱衣所と浴室ぐらいの広さなら、セラミックファンヒーターで空間全体を十分に温められることが分かりました。
風量は強。
10分もしないうちに十分ぬくいと感じられる体感温度です。
不安であれば最初浴室に軽く向けておくのがおすすめ。
浴室が温まったら脱衣所に向けるといった感じです。
念のため書いておきますが、水回りで家電製品を使うときはくれぐれも漏電に気をつけてください。
水気がない状態で使いましょう。
部屋
ちなみに部屋で使うとどうなるかもあわせて見てみました。
10畳間だと部屋全体をがっつり暖めるのはやはり難しいです。
8畳間だと部屋に入ったときにちょっと暖かく感じるぐらい。
3時間「強」で使ってみたら部屋が温く感じられました。とはいえまだそんなに寒くない日にテストしたので、寒波が来たときはどうなることやら。
部屋では、朝の着替えなどで足元をちょっと暖めたいというときに使うのがベストです。
あと、空気が乾燥しがちなのは要注意です。
喉がイガイガしてくるので飲料用の水を手元に置いておきたいですね。
気になる電気代は?
気になるのがセラミックファンヒーターの電気代。
消費電力が弱で600w、強で1200wと、結構電力を食います。
何ならエアコンと大差ない電量消費量。
1日8時間つけっぱなしを想定すると、一か月間の電気代は弱で約3,000円ちょい、強で6,000円ちょい。
まぁまぁの電気代です。
とはいえ、脱衣所や朝の着替えの時に足元を温める程度に使っているので、つけっぱなしにすることはそんなにありません。
なのでそんなに電気代はかからない印象です。
冬の寒い場所にはセラミックファンヒーターを使うのがおすすめです。
まとめです。
私の独断により5段階評価をつけてみました。
価格 | [star rate=”5″] |
機能 | [star rate=”5″] |
使いやすさ | [star rate=”4.5″] |
個人的な総合評価
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[star rate=”4.5″]
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よかったところ
使ってみてよかったところは以下の3点です。
- スイッチを入れてすぐに温風が出る
- 洗面所や脱衣所などの狭い空間を十分に温められる
- コンパクトで持ち運びやすい
灯油ストーブだと灯油の買い出しやストーブの移動で力作業が大変だったのですが、セラミックファンヒーターは軽いし燃料も必要ないので便利。
灯油ストーブほどの火力はないものの、女性や子ども、高齢者でも扱いやすいです。
また、転倒したときには自動停止するので地震など、万が一のときも安心。
周囲に燃えやすいものやスプレーは置かないようにしましょう。
イマイチなところ
反対にイマイチだったのは以下の4点。
- コンセントケーブルがやや短い
- パワーボタンの接触具合
(2020年1月現在、押し方が悪かったようで問題なく風量の切り替えができています)
- 部屋で使うと空気が乾燥するので喉が痛くなる
- 部屋を暖めるのには不向き(足元程度ならOK)
セラミックファンヒーターはやっぱり狭いところでの使用が一番効果を発揮しやすいといえます。
個人的には大・大・大満足。
何より、寒い思いしてお風呂に入らなくてよくなったのが本当にうれしい!
機能面でいえば日本製と中国製の差はつきにくくなっているかもしれないと感じた製品でした。
何ならもう一個購入して、人感センサー機能を使ってトイレに置いておきたいと感じたぐらいです。
これから寒さが厳しくなるので、一家に一台、ちょっとしたところの暖めにセラミックファンヒーターを置いておいても損はないなと。
あの骨身にしみる冬の朝、肩を縮ませ寒さに震えながら洗顔や歯磨きをすることもなくなるので、快適に身支度ができます。
小型暖房器具を検討している方はぜひSuwaigeセラミックファンヒーターも候補のひとつに考えてみてはいかがでしょうか?
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