この記事では、2020年12月5日に開催されたクリエイター祭りの感想を書いています。
クリエイター祭りに参加しました!
2020年12月5日。クリエイター祭りに参加してきました!
といっても今回はコロナの影響で完全オンライン!
私は交流会がある有料枠で参加してきました。
クリエイター祭りのいいところのひとつは、未経験でもクリエイターに興味がある人、駆け出しでクリエイティブの仕事を始めた人も参加できるところです。
気になる方は2020年のクリエイター祭り公式サイトをのぞいてみてくださいね。
また、公式さんが当日のツイートをtogetterにもまとめています。
こちらも合わせて見てみてください。
そして2021年のクリエイター祭りに参加しましょ~(気が早い)!
白黒つける!クリエイター多数決!!
クリエイター祭りでお馴染みのクリエイター多数決!
スマホを使ってアンケートにYes/Noで答える企画です。
年収の質問で1,000万プレイヤーが2%おられて会場が大いにざわつきましたw
あと動画編集できる人が約半数だったのも個人的に驚き。
やっぱり動画編集できたほうがいいよね…需要増えてるものね…
続いては先輩トークです。
一歩先をゆく先輩トーク!
一歩先を行く先輩クリエイターのお話なので、駆け出しクリエイターにとって再現性があってめっちゃくちゃためになるお話が聞けました。
以下、登壇者の4名の先輩と話の中で印象に残ったことを挙げます。
有用な情報が多すぎてメモがいっぱい。
ビデオグラファー森脇 俊樹さん
シネマティックな映像演出を手掛けるクリエイターさんです。
親孝行映像サービス「MORIWAKI Video」を統括されていて、24歳で事業を手掛ける破竹の勢い!
お姉さんの結婚式のムービーをきっかけに半年でビデオグラファーへと転身。
さらにすごいのは、スマホ一本から仕事を始め、その仕事で獲得したお金で機材を揃えていったこと。
機材がないから仕事できないよー!じゃないんですよね。
あるものを最大限活用して仕事していくの、大切ですよね。
見習わなければ!
一見するととても順風満帆にクリエイター人生を歩んでいるように思いますが、失敗もしてるとのこと。
それは自分が作ったものは自己満足に過ぎなくて、届けたい思いやサービスが客層に届かなかったこと。
クリエイターにとっての一番のリスクは自己満足で終わること…やはりお金をいただいて仕事をするからには、クリエイターはサービス業としての自覚を持つことも大切です。
グラフィックデザイナー豊島 夏海さん
飲食業で6年間(!)おにぎりを握り続けていた豊島夏海さんは会社勤務のグラフィックデザイナー。
未経験からデザイン分野に転向して働かれています。
今回はこのコロナ下で会社に恩返しするために売上を伸ばした施策をお話してもらいました。
売上アップのコツ
重点的に行ったことは以下の3点。
- ターゲット層を絞る
- アドバイスを含む提案営業
- +αのサプライズ
詳細見ていきます。
1. ターゲット層を絞る
ターゲット層を絞るのも、以下の三つの視点があります。
- 新規顧客の開拓
- リピーターの獲得
- ネット事業の拡大
このなかで豊島さんは2のリピーターを増やすことに注力していきます。
私もサービスを展開するときに、どの層のお客様に焦点を当てるか考えてみたいです。
2.アドバイスを含む営業
また、ちょっとした営業テクとして松竹梅を挙げられてます。
松竹梅の提案の中で、お客様には真ん中、つまり竹を選ぶように提案を作るそうです。
3.+αのサプライズ
たとえば相手企業さんがちょっとした話の中で、SNSに力を入れたいと耳にしたら、納品の時にSNSにアップできる画像も合わせてプレゼントしておくとか。
こうしたサプライズで顧客のハートをつかみ、信頼を構築していくのですね…!
フロントエンジニアYapin(ヤパン)さん
十三年の時を経てついに独立されたフロントエンジニアのYapinさん!
フロントエンジニアとはプログラミングもするWebデザイナー。
Yapin(ヤパン)さん、2017年のクリエイター祭りでお名刺交換してもらったんですよ!
あれから3年…!独立されたと聞いてなんかこちらも嬉しいですね…!
フリーを考えたときに、Yapinさん以下の3点で悩みがあったとのこと。
それは
- 仕事獲得
- 相談する相手がいない
- 情報がない
という壁。
個人で仕事をするのは不可能なのか…と思ったときに2017年のクリエイター祭りに出会いました。
そこから3年、独立のために以下の7点を行いました。
- 交流会に参加するなど横のつながりを作る
- 知見を広めて視野をひろげ、自分を客観視できるようにする
- 自分で仕事をするために必要なビジネスの知識を身に着ける
- 自分がやりたいこと、そのためにやれることを掘り下げ自己分析する
- また需要がどこにあるかを考える
- 今のトレンドを知る
- 仕事のスキルに関する知識を身に着ける
- 相談できる場所や仲間を見つけ自信をつける
こうして独立に至りました。
Yapinさんのお話された内容、フリーになりたいと思っている人に再現性がとても高いと感じました。
自分がやりたいことの業界で活躍している人3人とつながるといいという話を聞きますが、横のつながりを作るってまさにこのことですよね。
イラストレーターhachimitsu(ハチミツ)さん
80年代のデザインを彷彿とさせるレトロポップなイラストレーター、hachimitsuさん!
かなりシビアな会社員生活を送られた話に私の胃も痛くなりました 笑
職業訓練でIllustratorの存在を知り、イラストレーターに転向。
最初は好きな絵を描いてストックイラストに登録したり、ポートフォリオを作ってチラシの仕事を受けたり、クラウドソーシングを使っていたりしていたそうです。
しかし相場の安さに疲弊。
どうしたらイラストで仕事がもらえるかクリエイティブユニバースの門をたたくことになります。
代表のカッシーさんに指摘されたのは、自分のイラストを理解しているか、ということ。
自分のイラストの強みが何か、周囲に認知されるような特徴は何かを考える必要がある、ということです。
そこでhachimitsuさん、自分が何を描きたいか、何を描けるか掘り下げ、ついに80年代のレトロポップなイラストレーターとして自身のブランドを確立するに至ります。
また、365日毎日イラストをSNSにアップすることで認知度を上げていくことに注力します。
すると、hachimitsuさんのイラストを見たシンガーソングライターからイラストのご依頼が‼
また、アパレルブランドとのコラボ商品を作ることに。
仕事を獲得していくまでのブランディング過程がとても参考になりました。
4人に共通すること
サービス業としてのクリエイター
登壇された先輩クリエイターさんに共通するのがサービス業としての意識を叩き込まれているということ。
つまり、クリエイターは自己満足でモノを作る仕事ではない。
顧客の要望をかなえるためのサービス業だということです。
自己分析と市場分析
あともう一つ。
市場分析と自己分析をされているということ。
自分のやりたいこと、できることを市場の需要にあわせていくことも仕事獲得の上で大切なことなのですね。
オンライン開催、めちゃくちゃいい…!
あと今回のオンライン開催とっっっっってもよかったです。
Zoomを使ったオンライン交流会初めてだったのですが…いや楽しい!めちゃくちゃ楽しいんですが!
有料枠で参加して良かった!!お話楽しかった!しゃべってよかった!
大会場の臨場感もいいのですが、私にはマイクの音とかキツくて、あと人混みの空気に酔ってしまうので、自宅で自分のペースで参加できるのがとても助かりました。
なので今後もオンライン開催は維持してほしいな~なんて。
あとクリエイター祭りのOP、ED動画を作ったスタッフさんたち、このために動画編集を勉強して制作しているとのことすごかったです…!
新しいことを始めるのに腰を上げるのが結構重い方なのですが、こうしてクリエイター祭りの運営スタッフさんたちも進化しているのをみると、新しいことを始める敷居が取っ払われますね…!
2021年のクリエイター祭りがどんなふうにまた進化を見せてくれるか楽しみです。
と、同時に、自分自身もまた次のクリエイター祭りが開催されるまでにどんな進化を遂げたいか、登壇者さんたちの話を参考に自己分析して、2021年も走り抜けたいと感じました!
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