思考整理は白紙の紙に手書きがおすすめ
手書きは思考を深めるのにもっとも創造的な方法のひとつ
ブログや物書きで書きたいテーマはあるけど、いざパソコンを前にすると文字が出てこない…
そんな時は、パソコンにいきなり文章を打ち込む前に、一旦手書きで紙やノートにつらつら書き出してみるのもいい方法だなと。
いろいろと思いついたものが頭のなかでいつも絡まってて、しかも遅筆なわたくし。
日ごろから考えてることを言葉にするのにむちゃくちゃ時間がかかります。
ちろんデジタル機器をつかって文字を打ち出すのも早くていいんだけど、ペンを持ってだらだら書き出していると、考えていることがサクサク出てくるし、結果うまい具合にまとめられるのでアナログもいいな~、と思った次第です。
紙に手書きで思考を深めることで、ぐしゃぐしゃに絡まった糸がゆっくりとほぐれていく感覚です。
手書きというアナログ性が思考を引き出す
で、なんで手書きがこんなに考えを整理するのにいいのか?
それは手書きにかかる時間が関係しているのではないかと。
ほら、キーボードだとものの数秒で文章を打ち出せますが、手書きとなると、一文書き終えるまでに結構な時間がかかるじゃないですか。
この時間差がフックとなって、文字を書きつつ次の考えへと意識を集中させることができるのではないかと考えた次第です。
このタイムラグのおかげで、いきなりパソコンに向かっていたときに比べて、スムーズに言いたいことが出やすくなったと感じています。
なお、iPadなど液晶画面に直接タッチペンで書き出すのはどうなのかという疑問があるのですが、私はやったことがないのでわかりません(汗;)。iPad持ってないんじゃ…。
自分だけの手書きの思考整理ノートを作ろう
思考整理ノートはアイデアの源泉!オリジナルのネタ帳
そこで私と同じように思っていることがなかなか文章にできないとお悩みの方には、手書きで頭のなかを整理することに加えて、思考整理専用のノートを一冊用することをおすすめします。
一冊のノートに思い浮かんだことや疑問、感じたことなどあらゆることを書き溜めてみましょう。
日記的なことから映画を見た感想、読書メモなど、講義メモなどなんでも構いません。
そうすることでオリジナルのネタ帳が出来上がります。
以前『情報は一冊のノートにまとめなさい』という本を読んでから、日記やアイデア、疑問におもったこと、お出かけメモ、読書メモ、創作ネタなどあらゆるものをひとつのノートにまとめるように実践しました。
殴り書きでも走り書きでもいいので、とにかく何でも書くこと。
書き心地と持ち運びのよさから、A5判のツバメノートを使い、半年に1冊のペースで使い切って「vol.1、vol.2~」といふうにノートが増えていきました。
1冊のノートにまとめる利点は、書いたことを記録・保管できること、そして後から見返せることにあります。
「書き出したら一旦寝かせる」のが思考整理の時のポイント。
期間を置いて後から定期的に見返すことで、新しい知見を継ぎ足したり、論理構造を修正したりと、より質の高い思索ができるのです。
コピー用紙の手書きとアプリの併用も思考整理におすすめ
現在、手書きでアイデアや考えを書き出すときは、ノートではなくてコピー用紙やチラシの裏を使っています。
というのもノートは時系列に書くので、内容ごとにカテゴリ分けなどの「整理・分類」ができないからです。
そのため、コピー用紙に書いたものを一定期間経ってからEvernoteというアプリで写真に撮って保存し、タグをつけて仕分けしています。
思考整理ノートが増えてくると「あのアイデアいつのノートに書いたっけ?」と探すのも一苦労。
その点、後からevernoteに内容ごとにまとめておくと、テーマごとに検索が一瞬にできるようになります。
この方法はブログ記事の作成や、創作ネタでストーリーやキャラクターを練っているときに役に立ってます。
コピー用紙はバラバラになるから、アイデアを書き出した後は必ず日付を記入するのを忘れないように。
思いついたことは何でも手書きでストックしよう!
思考整理は手書きだと時間がとてもかかりますが、思考の幅を広げ、深度を上げるには効果的です。
文章を書くのがニガテだったり、考えがなかなかまとまらないという方は、一度手で紙に書きだすという作業をしてみてはいかがでしょうか。
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